2012年8月1日 「アジア地域での生産・マーケット戦略に連動した原価企画・原価管理の考え方・進め方」 セミナーの開催2012/08/07 セミナーでの内容は、現在、喫緊で求められているアジア地域向けの製品開発に対応した原価企画や原価管理の手法をまとめたものです。 戦略的に本社での開発部分や現地での開発部分、外部依頼部分を切り分けながら、原価を管理する方法を示しています。 参加者は、製造業の経営企画、財務、海外事業部などの現在、課題を抱えている方々が中心で、盛況の内に終了しました。
内容的には、下記の構成となっており、現在、製造業が喫緊で進めているアジア展開に沿った原価の把握と管理の仕方を、説明しています。
1. 成長志向、収益志向、企業価値志向 ・ 時代や業界環境により異なる経営指標と持続可能な成長
2. 収益管理の仕組み ・ プロフィットセンターとコストセンター
3.ポートフォリオと戦略立案 ・ 事業ポートフォリオと製品セグメント
4. 原価の把握 ・ 戦略に連携した原価の把握 ・ 量産品、準量産品、個別受注品の原価の把握 ・ 生産方式(組立、プロセス)による原価の把握 ・ 直課と配賦 ・ 活動基準原価(ABC)による原価の配賦
5.アジア戦略に連動した原価企画・原価管理の進め方 ・ 研究開発費や製品開発費の配賦 ・ 投資の配賦 ・ 日本企業の海外進出戦略のパターンとそれが通用しないアジア市場 ・ 欧米市場とは異なるアジア市場での製品戦略と連携した原価企画 ・ コアコンピテンスの把握と差別化 ・ 開発プロジェクトの業務プロセスに連携した原価把握 ・ ソーシング(購買)戦略と連動した原価管理 ・ 損益分岐点分析と製品別収益分布 ・ 市場収益性に連動した開発・生産戦略
|