2013年10月25日、「研究開発・製品開発の投資と費用の配賦の考え方・進め方」のセミナーを開催2013/11/04 研究開発は、投資であるのに、会計的には、費用とみなされるため、費用と効果を踏まえた進め方などが、まだまだ定着しておりません。また、集中と選択や海外での開発を進める場合は、収益性の把握や移転価格の問題など、費用の把握に関するものが出てきております。 これらの研究開発が抱える課題を見据えながら、投資の考え方、費用の配賦と収益管理の考え方、不確実性を伴うリスクの考え方、などを中心に話を展開しております。 参加者は、業種をまたいで多岐にわたり、色々と活発な質疑応答が行われました。
内容としましては、 1. 日々の事業活動と投資活動の違いは? 2. 研究開発投資におけるリスクの捉え方 3. 収益管理の仕組みと研究開発の位置付け 4. 研究開発戦略と事業プロセスに連携した研究開発費の配賦の考え方 5. 製品開発組織と開発戦略に連携した原価企画・原価管理 6. 戦略と連携した事業性評価への適用
と分かれ、投資と費用把握を中心に、どのように各テーマを評価し、管理するか、等を中心に紹介したものです。 特に研究開発企画部門や管理部門など、研究開発全体のマネジメントを行う部門の人にとっては、参考になる面が、多々あった内容でした。 |