2012年11月28日 「研究開発戦略を推進する研究開発費・製品開発費の配賦の考え方・進め方」 セミナー2012/11/29 現在の日本企業の研究開発は、次の3つの面から、課題を抱えております。
・ 市場停滞に伴い、イノベーションの重要性の増加とそれに合わせた イノベーションを継続する新製品開発とその体制の確立 ・ 成長著しい途上国にあった製品開発と開発拠点の海外への移転に伴う 開発のグローバル化対応 ・ これらに合わせたグローバルに対応する研究開発マネジメント人材の充実
同時に、国内の開発をまかなう費用をグローバルで負担してもらう必要があり、その費用把握と、負担の課題を抱えています。特に、途中で中止する研究開発の費用も、グローバルに負担してもらう必要があるため、その費用を移転価格を考慮しながら、明確にする必要があります。ここに、研究開発の原価把握、配布の問題が出てくるわけです。
内容は、凡そ下記のような構成で進めました。
1. 日本企業の研究開発が直面している課題と解決の方向性
2. 収益管理の仕組み
3.ポートフォリオと戦略立案
4. 研究開発の業務プロセスと原価の連携 5.研究開発戦略と業務プロセスに連動した研究開発費の配賦
6. 製品開発組織と開発戦略に連携した原価企画・原価管理
7. 戦略と連携した研究開発の事業性評価への適用
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