2012年9月28日 「研究開発戦略を推進する研究開発費・製品開発費の配賦の考え方・進め方」 セミナー2012/09/30 セミナーでの内容は、現在、グローバルな製品開発に対応した原価企画や原価管理の手法をまとめたものです。 戦略的に本社での開発部分や現地での開発部分、外部依頼部分を切り分けながら、原価を管理する方法を示しています。 特に移転価格を意識しながら、海外の利益を知財相当分として本社に還流する仕組みの構築などで、悩んでおられる企業に好評でした。 参加者は、製造業各業界の経営企画、財務経理、研究開発企画などの現在、課題を抱えている方々が中心で、盛況の内に終了しました。
内容的には、下記の構成となっております。
1. 日本企業の研究開発が直面している課題と解決の方向性 ・ イノベーションと途上国向けの製品開発の加速化
2. 収益管理の仕組み ・ プロフィットセンターとコストセンター
3.ポートフォリオと戦略立案 ・ 事業ポートフォリオと製品セグメント
4. 研究開発の業務プロセスと原価の連携 ・ 技術主導のハイリスク型研究開発のプロセス ・
5.研究開発戦略と業務プロセスに連動した研究開発費の配賦 ・ フェーズに区切った研究開発費や製品開発費の配賦 ・ 研究開発費の配賦の課題と活動基準原価(ABC)による原価の配賦 ・ 標準原価と実際原価、原価差異
6. 製品開発組織と開発戦略に連携した原価企画・原価管理 ・ グローバル開発の費用の配賦、移転価格 ・ 途上国市場向けの原価企画と原価の配賦
7. 戦略と連携した研究開発の事業性評価への適用 ・ 製品コンセプトの明確化 ・ 不確実性の把握 ・ 原価と連動した収益性の把握
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